アルコール依存症の親を持つ 成人済ACのブログ

親のアルコール依存症問題と、自身のAC回復を願って。

ショックです

こどもが昨日からとつぜん母の家に泊まりに行くといって

昨夜は泊まりました。

 

今日夕方迎えに行ったら、母は雨上がりの庭で草ひきしていました。

 

また今日も泊まる!といい、母も別にいいわよというので

夜ふたりで花火でもしたらいいなと思って、スーパーで花火を買って

母の家に戻ったら、母が呑みながら夕飯を作っていました。

 

戻ってくるとは思ってなかったんでしょうね。

あ、やべ、という顔をしていました。

 

私はなるべく普通を装って、花火とフルーツを置いて帰ってきました。

 

でもものすごくショックでした。

 

もう母は断酒を完全にやめたようです。

 

グラスに入っていたので中身はビールではなく、ワインかなにかでしょう。

 

他人を変えることはおろかであり、ましてや依存症の人間に何をいっても

本人が辞めようと思わなければ、辞めないと思います。

 

 

母は、こないだスリップしたとき「さびしいから呑むんだ」といいました。

以前からたびたびそう言っていました。

私もそうなんだろうなあとは思っていたからこそ、母が断酒頑張っている間は

毎日電話したり遊びにいったり、遠出するときは誘ったりしていました。

 

でも今日はっきりわかりました。

お酒が好きなんです。

母自身がなのか、アルコールに侵された脳みそがそうなのかは知りませんが

さびしいから呑むんではないんです、だって孫がいるのに。

 

母はやっぱり依存症です。

そしてそれは私にはどうすることもできないし、母が認めない以上

病院や断酒会に引きずって連れていくわけにもいかないし、そんな努力はしたくないし

そんな修羅場をこどもにも見せたくありません。

 

私は、母が住んでいるこの町に引っ越してくるまで、

ものすごく離れて暮らしていました。

ちょっとやそっとでは会えない距離でした。

だから母が酔って電話してきても、適当に話を聞いて、もう遅いからなどといって

ブツンと電話を切ってしまえばそれまでだったんです。

気楽でした。

 

まともな母親はいない、という寂しさはありましたが

頼られることもなかったし、細かいことをいろいろ気を遣う必要もありませんでした。

ましてや毎日電話して、精神状態を測るようなこともありませんでした。

 

私はもっと笑う人間だったと思います。

 

なんだかどんどん笑顔が消えている気がする。

 

 

母が断酒をやめたようなので、きっとまたあっという間に以前のように戻るでしょう。

呑んでだれかれ構わず電話しまくり、私に絡み、なにかと文句をつけて罵倒するでしょう。

 

 

もういやだ。

 

耐えられない。

 

もしまたそんな状態になるようなら、私は母を殺してしまうかもしれません。

 

依存症を認めない、治す気はない、お酒をやめる気はない。

 

その状況が私を苦しめるのだから、母がいっそ死ねば、私は楽になる。

 

また二日酔いで酒のにおいをぷんぷんさせながら、私を罵倒するためにわざわざ家まで来るんじゃないかとか

私を罵倒する電話がかかってくるんじゃないかとか、

怯えなくていいんですもの。

 

 

私はどうしたらいいんだろう。

 

遠くへ引っ越すべきなんだろうか。

 

あと3週間でこどもが生まれるというのに。