アルコール依存症の親を持つ 成人済ACのブログ

親のアルコール依存症問題と、自身のAC回復を願って。

とっても時間が空きました

最後の更新は、下の子が産まれた2016年の夏で終わってると思います。

下の子は2歳になり、最近やっと自分の時間が持てるようになりました。

 

下の子が産まれたあと、一週間もしないうちに

母は通常に戻りました。

 

こちらは産後の体力不足と、寝不足でボロボロなのに

初めて買ったスマホの使い方がわからない、設定してほしいなどと言って

突然家に来るのです。

自分のことさえできない時期に、他人の、まったく知らないスマホの設定なんかできるか!

しばらくいじくってみたけれど、わからないし疲れるので、『買ったお店に聞けば』と返しました。

 

この母にとって、娘はわずらわしいことを引き受けてくれる便利な人間の一人なんだなと

しみじみ思った出来事でした。

 

生まれたてほやほやのかわいい孫にもあまり興味はなく

(よそでは、ジジババが抱かせろと寝てるのを起こしてトラブルになるとかよく聞くのに)

やはり、普通ではないんだな、と。

 

そしてもうあまり覚えていないのですが、前回の記事のような

昼間っからまた泥酔、という事件があったあとからずっとお互いに連絡を取らずにいました。

 

私たちの借りている家は、2018年の春に返却期限が迫っていて

夫がかねてから地元に帰りたい、親に孫と暮らさせてあげたいと言っていたこともあり

下の子が生まれた2016年の冬から、夫の実家から通える範囲の家さがしを

私がずっとしていました。

 

赤ん坊を抱いて、知らない道をレンタカーであちこち回るのは大変でしたが

もともと運転も好きだし、物件みるのも好きだし、楽しかったです。

 

ところが低予算すぎて条件の合うところがなく、1年経っても家は見つからず。。。

なんとか無理やり妥協して売買契約した家は、補助金と修理予算の都合が付かず。

 

結局何十万円か払って解約することになり・・・

 

時を同じくして、倒れて入院していた義父が亡くなり・・・

あれよあれよと、義実家に寄せてもらうことになりました。

 

引越しの日も決まって、さすがに黙って出て行くのはまずいかなと思いましたが

引っ越すことを事前に言ったら、また以前のように(※)酔って

突然乱入してくるのではないかと怖くて

結局、最後の最期、飛行場から電話しました。

 

たぶん母は、あの家を紹介してくれた友人から立ち退きを迫られていることを聞いて

知っていたんだと思います。引越しの日も知っていたかもしれないです。

 

ケータイに電話したら、たぶんホテルの清掃の仕事中で

(あの民泊、やはり協力者Iさんとトラブってサイトから名前が消えていました。わたしがさんざん勧めた、ホテル清掃のアルバイトを今更やりながら、別ルートでお客を取って時々営業しているみたいです)

『引っ越すよ』

ーー「あら、私が死んだ後のこととか話しておきたかったのに。そう。

   あんたこどもも小さくて、今が一番大変なときだから、頑張りなさいよ」

『うん、もう時間だから切るね』

ばーば大好きな上の娘と少し話をさせて、切りました。

 

最後の電話が酔ってなくて本当によかったな、と思いながら7年住んだ土地を後にしました。

 

 

その後も、慣れない土地で私がちょっとノイローゼぽくなったりして、心細くて

時々母に電話しようかなと思ったりもしましたが、やっぱり、もしも酔っていたら・・・という絶望感が怖くて、電話しないまま2019年になりました。

 

私は3つ下の弟とは仲が良いので、寂しい時は彼と時々LINEでやりとりしたりして

あとは、こどもたちに振り回されてバタバタとすごしてきた感じです。

 

長くなるので記事を分けます。