アルコール依存症の親を持つ 成人済ACのブログ

親のアルコール依存症問題と、自身のAC回復を願って。

もう春ですね

すっかり春になってしまいました。

 

桜のたよりがあちこちから聞こえてきます。

 

母はあれからほんとうに呑まない暮らしになりました。

 

8か月目になるのかな。

 

実は今月末、弟家族に会いに大阪まで母だけで行くのですが

 

その時に、久しぶりなので向こうの友人にも何人か会う予定があるようで。

 

そのうちの一人は私もよく知っている人で、その人とはいつも夕飯は居酒屋に

行っていたので、果たして今回はどうなるんだろう?と思います。

 

母的には弟の家に一晩泊まるのもそうとうプレッシャーなようで。

神経質というかチキンなので、他人にはいろいろ気を遣うみたいです。

お嫁さんだって気を遣うよねえ。

 

でも今回弟が母を呼んだのも、断酒を頑張ってるということをちょこちょこ私が報告したからで。

 

弟も母のアルコールには苦労させられてきているので

(たぶん私よりもっともっと、物心つく前からあの状態だったので)

 

何度言っても仕事中に会社や携帯に酔って電話をかけるので

一時期はもう二度と会うこともない!くらいの感じでしたから。

 

ずいぶんな進歩です。

 

だからこそー!

馴染みある土地だから、とか 弟の家に泊まるのがプレッシャーだからとか

そんな理由でアルコールに手を出さないでくれよーーーーーーー!!!

 

と思っていますが、言うとやっぱりちょっとムキになるので

言わないでおきます。

賢い人なので、自分でもよくわかっているはずです。

 

 

ときどーき、あのビールを呑んだときの独特の体臭がすることがあって

こないだ「ねえ、最近ノンアルビールのんだ?」と聞いたら

その時は「え、このエプロンあんまり洗ってないから汗のにおいじゃない」なんて

ごまかしていましたが、数分後に

「2,3日前に1本呑んだ」と告白。

 

時々、夜なんかに満たされない気持ちで悶々とするときに呑むようです。

 

 

 

あのね、私、ほんとに鼻がいいのですぐわかるんです。

嘘ついてもわかります。

なんなら冷蔵庫みればわかるし。

 

なんとなくお守りのように冷蔵庫にノンアルビールが冷やしてあるのは知ってるよ。

 

そこまでつっこんでもかわいそうなので、言わないですが。

 

嘘はあかんぜ。すぐバレるし。

 

 

実は1月ごろに母の家に子猫が迷い込んで、すっかりその猫に振り回されて

楽しそうに育児しているのです。

 

電話するとだいたい猫の話。

 

最近避妊手術を終えて、すっかりサイズも大きくなり、母の猫育児熱もだいぶ

落ち着いてきてはいますが。

 

それでも幼猫らしいしぐさが、一人暮らしの寂しさを紛らわすのに大活躍しているようです。

 

とりあえず、最近はそんな感じでしょうか。

 

母と娘と先日、バイキング形式のお店にごはんを食べに行ったとき

「甘いものは別腹」の話になったとき、母が娘に

「あのねえ、ばーばも昔は背中にビールタンクふたつくらいしょってたんだよー」と言ってました。

「よくあんだけ呑んでたよねえー」って。

 

だって夏場は朝からずーっと呑んでましたから。

 

アルコールは食欲も増進するので、よくバカみたいに大量に食べた話をしていましたが

最近はきちんと食べるのは一日一食。

あとは珈琲と豆菓子。夜ご飯はしばしばリンゴ。

 

そんな感じなので、腸内環境が心配だそうです。

「でも毎日お通じあるのよねー」って言ってますが

それはあなた。

あれだけ呑んでたら、当然脱水状態になりますよ。

それでシラフの時は水じゃなくて珈琲飲んでるんだからカラカラですよ。

便秘になってもなにも不思議じゃない。

 

食生活が変わったので、今年の健康診断が早くも気になっているようです。

 

肝臓の数値が良くなっていたら、アルコールに対するハードルを

自分で下げちゃうのかもしれないですね。気が緩んで。

 

30年以上飲み続けてきた60歳過ぎたオバサンの肝臓が

8カ月やそこらでよくなるとは私は思えないですけどね。

 

また書きます。